学生の教育資金として使える奨学金の制度とは

現在、多くの機関が学生の資金面のサポートを目的とした奨学金の貸付を行っています。

奨学金とは、大学進学のための受験料、宿泊施設料金、入学金、学費、家賃、生活費、国内・海外留学費用、現地宿泊施設料金、および資格取得や復学支援など幅広い学習用途に利用できる融資のことで、受験前からの申込みが可能です。

申込み条件には、契約者の年齢や国籍などのほか、所得の制限など細々した項目がありますが、非常にお得な金利で高額な融資を受けられるとあって、多くの学生が利用している便利な制度です。

また、奨学金は一度に学費や入学金がまかなえるように、比較的高額な融資にも対応しており、事前相談によって返済方法などが選択できるものもあります。

在学中や留学中には金利のみの返済が可能であったり、返済期間が通常の融資に比べて長く、10年あるいは15年まで引き伸ばせることなど、奨学金にしかないメリットも多く、消費者金融や銀行からの融資に比べて審査が軽くすむということも大きな魅力となっています。

また、例外的に、成績優秀者に送られる特別な学習支援金としての奨学金制度もあり、このようなものには借入れ審査の必要がなく、また返済義務のない場合もありえます

もし借りていた奨学金を滞納してしまったら

奨学金について紹介しましたが、ほとんどのものは融資翌月から、あるいは卒業後から返済の義務が生じます

返済は10年から15年程度の猶予があるので、たとえ学費として審査の結果数百万円単位でのお金を借入れていたとしても、月々の負担は軽く押さえられています。

しかし、返済期間が長いために出金口座に残高が不足したり、途中で返済を忘れたりして滞納してしまうことも少なくないようです。

それでは、奨学金を滞納してしまったら、どのようなことが起こるのでしょうか。

一般的には、奨学金を滞納していると、電話による督促がなされます。例えば日本学生支援機構による奨学金の場合では、返済を延滞してしまうと、契約者本人、あるいは連帯保証人や保証人に対して、文書での連絡と電話による督促が行われています。

電話による督促は、日本学生支援機構の職員の場合もあれば、業務を委託された債権回収会社からの場合もあります。

電話は主に平日もしくは休日の午前9時から午後9時の時間帯に入り、不在の場合には勤務先に直接電話が入る可能性も否めません。

ただし、プライバシー保護のため、契約者本人、あるいは連帯保証人や保証人など直接債務と関係のある方と連絡が取れない場合に、第三者に督促の内容を伝えることはないので安心です。

どういった人が奨学金を滞納しやすいのか

それでは、どういった方が奨学金を滞納しやすいのでしょうか。

まず、滞納の理由として、お勤めが忙しくて奨学金の返済口座の残高が不足していることに気が付かなかったという理由が挙げられます。

この場合、督促の電話の際に担当職員に相談し、残高が確認しやすい口座に変更してもらったり、取り急ぎ滞納分を支払う手続きを踏むことが出来ます。

滞納が続くと、担当相談員が自宅への訪問督促を行うなどの処置も取られますが、その段になって初めて滞納に気が付いたという方も少なくありません。度重なる遅延は、延滞金発生の恐れもあるので、それ以前に対処策をしっかり職員と相談して、事前に防ぎましょう。

督促にかかる諸経費は、借入れた利用者にかかってくることもあるので、気をつけたいポイントです。

また、どうしても奨学金の返還が困難な状態であると相談によって担当職員が判断した場合には、割賦金額の減額処置や、返還期限を猶予する制度ももうけられています。

奨学金は、審査で選ばれた利用者のみに貸付を行っているとはいえ、その利用者に過度の債務を与えるための貸付ではないので、万一に事態に備えて適切な対応が取られるようになっています。

万一の場合には、新たな融資で対策も必要

割賦金額の減額あるいは返還期限を猶予する制度をもってしても返済が困難なときには、消費者金融や銀行のカードローンを利用して一括返済するという方法もあります。

消費者金融各社および銀行では、複数社の債務をまとめてひとつの会社から借り替える、いわゆるおまとめローンにも対応しています。

審査の段階で、これまでの奨学金や他社からの借入れを申告することが必要ですが、その総額を上回る利用額を設定する事で、これまでの督促から逃れることができます。たとえ奨学金といえども返還遅延が続くと給与や財産の差し押さえなど強制執行に踏み切られることもあるので、そういったもしもの事態を防ぐためにも事前におまとめローンを使って借り換えを行っておくと安心です。

現在インターネット上では、おまとめローンに優れたおすすめの金融会社約50社を、一気に比較検討できる便利なランキングサイトも存在しています。

金利で選ぶのか、返済期間で選ぶのか、融資ボリュームで選ぶのか、さまざまな角度から市場に出回っている80件におよぶローン商品を比較してみることができるので、奨学金や他社からの借入れの借り換え先選びにも全く困りません。