奨学金は返さないといけないの?

最近、奨学金を返済できずに生活が困難な状況に陥っている若者のニュースが取り沙汰されるいることもあり、以前ほどタダで授業料などを出してもらうとイメージはだいぶなくなったようにも感じます。

ただ、中には「奨学金って返さないといけないの?」と思っている方がいるのも事実です。

結論から言いますと給付型ではなく貸与型の奨学金は必ず返済しなければいけません。この貸与型は無利子のものと有利子のものがあるので、一概に返済といっても総額は違ってきます。

奨学金を取り扱う団体で有名な日本学生支援機構ではほとんどが第二種奨学金(利息付)の利用となっているので、学校を卒業してからも返済をしている社会人などは多く存在しています。

奨学金の利息ってどれくらい?

教育ローンの金利が変動金利で2%~3%に設定している金融機関がほとんどです。

では日本学生支援機構で取り扱う第二種奨学金の金利はどうなっているかというと、利率固定方式という固定金利でみると0.63%利率見直し方式という変動金利では0.10%と銀行の定期預金の金利並で借りることができます。

しかも、どれだけ市場金利が上昇しても上限が3%に設定されているので教育ローンを借りているのとほとんど変わらないということになります。

市場金利が上昇すれば教育ローンの金利もおのずと上がりますので奨学金の方が有利に借りれるということにはなるのですが…

利息や金利面でみても民間銀行のローンよりは安心して借りることができるというわけです。

奨学金の返済は?

もし万が一、病気になったり失業した場合は収入が激減して返済ができなくなってしまいます。

そうなったとき、教育ローンでは金融機関が保証会社へ代位弁済を請求し、あなたの代わりにローン残高を支払った保証会社があなたへ一括請求してきます。

それでも返済ができない場合は法的措置をとって給与や財産を差押えられてしまうんです。

返済ができなければ最悪、法的措置をとられるというの奨学金でも同じなんですが、返済が困難な状況になった場合の救済措置が奨学金にはあるんです。

ひとつは毎月の返済額を半額にして、減額した期間を延長してくれるという減額返還制度。もうひとつは一定期間返済を猶予してくれる返済期限の猶予といったものです。

これには手続きが必要で多少面倒な部分はあるのですが、申請さえすればなんとかなる方法があるというのは借りる方としても安心できるのではないでしょうか。

もちろん奨学金にもデメリットはあって、貸与開始が入学後になるので入学前の支払いには対応できません。

この場合は1週間前後で借入れのできる教育ローンを利用する方がいいでしょう。