それぞれの奨学金実施団体によっても違う

まず基本的なところとしては、それぞれの奨学金を行っている団体によって対応が違うということです。

おおよその傾向としては一回支払いができなかった程度ではすぐに電話が、ということはなく、一回の滞納程度ならば住所として登録しているところに督促状が来て、指定の日に引き落とし手続きをしたり、指定された口座に指定された代金を入金するようにという手続きがなされます。

複数回滞納し、その支払が全くなされないような場合に初めて電話がかかってくることが多いようです。

この場合は数回支払いができないというふうに判断され、話をしてからその後どのようにするのかを決めるというふうになります。

詳しいことはそれぞれの団体に問い合わせてみるといいでしょう。また、それぞれの団体が審査前に詳細なことが書かれているしおりを発行したり、それぞれの団体で説明がなされているウェブサイトを持っていたりします。

融資を受ける前に調べて比較するのも一つの方法です。意外と手順や手続きについてのことが記載されています。

日本学生支援機構の奨学金の場合は…

奨学金制度の中でも最も有名なのが日本学生支援機構です。

日本学生支援機構は進学の際に毎月振り込まれるというスタイルで、生活費などに使うことができ、卒業後に毎月返済するスタイルになります。

延滞時の連絡に関しては一度滞納した程度ならば書面での連絡になり、督促状が来ます。

ただ、これが一回目から来ることもありますし、電話をかける先は勤務先であることもあります。これはウェブサイトに明記されていますし、明記されている内容はしっかりとしたものです。

ちなみにウェブサイト上では債権回収会社に督促業務を委託しているということが明記されていますので、督促の際にはよくわからない業者からの連絡が来ることもあります。

ただ、その場合は大体は奨学金の督促であるとしっかり伝えたうえで連絡がありますので、詳しい内容はその連絡を待ちましょう。

ちなみに、書面や電話だけではなく、中には住んでいるところや勤務先を訪問して督促することもあるようです。これは審査前に説明会などで説明を受けているでしょうから、仕方ないことといえるでしょう。内容を確認してしっかりと対処し、支払えないようなら相談してみるといいでしょう。

それでも心配な場合は…

先ほども言いましたが、日本学生支援機構以外の団体が実施している場合はそれぞれの団体によっても違うというのが現状です。

とはいえ一回程度、たまたま忘れてしまったという程度ならまだ滞納したあとにすぐに連絡すればなんとか処理ができる場合もありますし、融資後の返済に支障が出ることは少なくなっています。

審査前にならば様々な質問に答えてもらうことができますので、その際になるだけ疑問点は解決しておくのに越したことはありません。もし滞納した場合にどうなるか、ということはそれぞれの実施機関によっても違いますので、質問しておくといいでしょう。

滞失業や収入減などにより滞納しそうなときには事前に手続きを済ませておけば一定期間の返済を免除されるという制度もあったりします。この場合は審査がありますが、審査に通れば一定期間の返済を行う必要がありませんが、その代わりに返済期間が長くなるのか、返済金額が多くなるのか、など、相談しておくことが大事です。