奨学金制度

奨学金の借り方、基本的なルート

奨学金というと様々な借り方がありますが、実は借り方は制度によっても様々です。このため、一口にこの借り方なら通る、このやり方なら間違いないというものはそうありません。

日本の場合最も知名度が高い奨学金制度と言うと日本学生支援機構の(旧・日本育英会)の奨学金ですが、これは書類上の審査が行われ、貸与基準が決まります。

また、一般的な企業が行っている企業の給付型の奨学金は人気ですが、それぞれ条件が厳しいのが特徴です。また、書類はもちろん、面接や学力調査・作文などが行われることも多いものです。

地域が行っている奨学金制度の場合は、様々なスタイルがあります。ただ、医療系の場合はその地域でしばらくその医療系学校で得た知識や技術・免許などを活かして働くことを義務付けられることもあり、それができるかどうかが問われることもあります。

また、地域で行っているものの中でも医療系ではない一般的な学校への奨学金の場合も貸与型のことが多く、返済義務があるものも多いものです。

こうしたものはそれぞれの制度と仕組みを考えて、返済や様々な条件を視野に入れながら融資を受ける必要があります。そのための申し込みとはどんなものでしょうか。

奨学生説明会を受けるか資料を請求する

まず、申し込みの前にどんな奨学金制度があるのか調べましょう。

基本的に毎月の生活費としてならば毎月貸与される形のもののほうがありがたいでしょうし、学費が必要な場合は学校独自の減免制度なども嬉しいものです。

この場合は、なるだけ事前に詳しいことを知る事が大事です。このため、学校では奨学金についての説明会をしているのならそれに参加しましょう。

これは学校主体で行うような奨学金制度の場合ですが、そうではない場合でも少なくともその奨学金制度のウェブサイトをチェックしたり、その奨学制度について詳しく知るために資料請求位はしておきましょう。中にはその資料の中に申し込みに関する書類や審査基準についての説明までなされていることがあります。

また、中身はしっかり読んで、もしわからないことがあれば相談したり質問しましょう。

この時、学校の減免型のものなら学校に質問すればいいのですが、それ以外のところが実施している制度ならばその運営団体に直接聞くか、その奨学金制度に詳しい先生などがいればその人に質問するのも方法です。

分からないところは全て申し込み前に解決しておき、後から聞いてなかったなどと言わないようにしたいものです。

審査のための書類を記入して、書類を集める

次に審査の際の書類を記入します。

最近はパソコンから専用のサイトにアクセスし、そこから必要事項を入力していく形も多くなりました。必要事項はすべて記入し、書類には印鑑を打っておきましょう。この時、誤字脱字や乱雑に書くというのは避け、なるだけ丁寧に記入したいものです。

そして、連帯保証人が必要ならば連帯保証人欄の署名・捺印を、親権者の同意が必要ならば親権者同意欄の記入・捺印をお願いしましょう。

これらは融資の際に必ず必要としているところが多いので、とても大事なことです。また、保証機関を利用するのなら不要です。

また、親の年収に関する書類が必要となることもあります。この場合は源泉徴収票や確定申告書の控えなどを添付しておきましょう。また、必要な書類を添付するだけではなく年収に関することなどを別紙に記入したり入力フォームに入力することもあります。

とはいえ、このようにして書類を整えて提出すれば申し込みは完了です。

ただ、中には書類を提出する際に作文を提出したり、これまでの成績表などを提出することがあります。このため、提出前には必ず提出する書類が整っているかどうかを確認してから提出しましょう。

面接対策などもして審査に備える

ちなみに、奨学金として融資を受ける際にはその融資の前に面接があるところもあります。

この面接の内容とは何かというと、基本的に面接の際の審査内容も結果に影響します。とはいえ、この内容はそれぞれの奨学金実施団体によっても違いますから、対策が非常に難しいというものもあるでしょう。なるだけ情報を集めておきたいものです。

借り方の手続きとしてはこれくらいで、あとはその後に様々な処理がなされて奨学金利用が決定されます。

借り方の手続きは一般的な書類提出などと同じものが多いので、そこまで緊張しなくても大丈夫です。

ところで、期間が終われば返済が待っています。最近の奨学金制度の中には融資しても返済を全うにしないという人もいますから、借りる金額は借りすぎないようにし、また借り方も工夫しながらなるだけ返済をラクにするように心がけましょう。

借り方次第で奨学金の返済の負担が大きく異なりますので、借りなさ過ぎて学校生活に支障が出るのも困りますが、借りすぎて返済が大変というのも困るものです。

ちょうどいい具合を考えて借りる金額を決めましょう。

また、企業型の場合は借りている期間中にイベントに参加するなどの義務が発生することもあります。これらにも積極的に参加しましょう。